歩行バリスタ

ヴィンテージ環境のカー・ショップスについて

第49回ヴィンテージ環境のカー・ショップスについて

前回ヴィンテージ環境のドレッジデプスについて

こんにちは。はま屋ヴィンテージの記事を担当しているオサです。

カラデシュブロックがスタンダードリーガルになってだいぶ時間が経ちました。
カラデシュはアーティファクトをフィーチャーしたセットということで、ヴィンテージの環境にも影響がありました。

今回紹介するデッキは、その良い影響を受けたデッキの代表格であるデッキについてとりあげます。
はま屋ヴィンテージの記事、第49回はカー・ショップスについて取り上げます。
お時間の許す限りお付き合いください。

ヴィンテージ環境のカー・ショップスとは

新しいエキスパンションが発売するたびにスタンダードはもちろんそれ以外のフォーマットでも新しいデッキが生まれ、また様々なデッキが強化されます。

それは一度作ればほとんどパーツを買い足す必要が無い、と言われたヴィンテージも例外でもありませんね。

MUDといえばヴィンテージ環境で真っ先に意識しなければいけない強力なアーキタイプでしたが、磁石のゴーレム虚空の杯が制限カードに指定されてからパワーダウンしてしまいました。

参考ヴィンテージ環境の磁石のゴーレム制限後のMUDについて

磁石のゴーレム虚空の杯

そこから新たなパーツを獲得して再び勢いを増した理由ははどこにあるのか、まずはサンプルとなるデッキを見ていきましょう。

サンプルデッキ

カー・ショップス
Main Deck(60 cards)
4 古えの墳墓/Ancient Tomb [商品検索]
1 発明博覧会 [商品検索]
4 ミシュラの工廠 [商品検索]
4 Mishra’s Workshop [商品検索]
1 露天鉱床/Strip Mine [商品検索]
1 トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy [商品検索]
4 不毛の大地 [商品検索]
4 電結の荒廃者 [商品検索]
4 歩行バリスタ [商品検索]
1 磁石のゴーレム [商品検索]
4 ファイレクシアの破棄者 [商品検索]
3 トリスケリオン [商品検索]
3 高速警備車 [商品検索]
4 アメジストのとげ [商品検索]
4 抵抗の宝球/Sphere of Resistance [商品検索]
4 からみつく鉄線/Tangle Wire [商品検索]
1 虚空の杯 [商品検索]
1 三なる宝球 [商品検索]
1 魔力の墓所 [商品検索]
1 太陽の指輪 [商品検索]
1 Black Lotus [商品検索]
1 Mox Pearl [商品検索]
1 Mox Sapphire [商品検索]
1 Mox Jet [商品検索]
1 Mox Ruby [商品検索]
1 Mox Emerald [商品検索]
Sideboad (15 cards)
3 世界のるつぼ [商品検索]
3 四肢切断 [商品検索]
4 墓掘りの檻 [商品検索]
2 大祖始の遺産 [商品検索]
1 トーモッドの墓所 [商品検索]
2 ワームとぐろエンジン [商品検索]

MUDの基本的な構造に大きな変化はありませんが、カラデシュブロックから高速警備車歩行バリスタという攻撃的になった印象がありますね。

次項から詳しく見ていきましょう。

ヴィンテージ環境のカー・ショップスのメインボード

MUDについては過去にこちらの記事で様々なタイプのMUDについて取り上げてきました。

MUDというデッキのメインコンセプトの詳細については、過去の記事を参照して下さいね。

参考ヴィンテージ環境のカルドーサMUDについて

参考禁止改訂後のヴィンテージ環境のHangerback-Shopsについて

参考ヴィンテージ環境のTerra Novaデッキについて

磁石のゴーレム虚空の杯が制限カードに指定されてから、難題の予見者現実を砕くもの等のエルドラージがそのスペースに採用されたり、あるいは火と氷の剣などの装備品が採用されたり、煙突/Smokestackを戦略の核とした構成に寄せたりとメインボードの構成が多様化されました。

その結果として、エルドラージビートダウンや白単エルドラージなどのデッキが誕生し、メタゲーム多様化の一つの要因となりました。

参考ヴィンテージ環境のエルドラージビートダウンについて

参考ヴィンテージ環境のエルドラージヘイトベアーについて

そして最近、MUDはカラデシュから機体というアーティファクトを手に入れました。

Mishra’s Workshopやマナアーティファクトを背景に高速警備車が素早くゲームを決めてくれます。

高速警備車

このデッキを実際に動かした最初の感想は、切りつける豹が入ったタイプのMUD(パンサーMUD)を彷彿させる動きに似ているということでした。

また、高速警備車を最大限活かすためにミシュラの工廠が4枚採用されていますね。

ミシュラの工廠

続いて、採用されているクリーチャーに目を移していきましょう。
電結の荒廃者磁石のゴーレムファイレクシアの破棄者トリスケリオンとMUDを支えているレギュラー陣が肩を並べています。

そして新たに加入したクリーチャーが歩行バリスタですね。

歩行バリスタ

色々なシチュエーションに合わせてサイズを選択できて、弾丸を補充できる便利なトリスケリオンです。
対戦相手のクリーチャーに触るクリーチャーがトリスケリオンのみでしたが、歩行バリスタのおかげで序盤から対応することが出来ます。

もちろん対戦相手のライフを削ることにも使用できますし、電結の荒廃者との相性も抜群です。

電結の荒廃者

その電結の荒廃者ですが、このデッキでは相変わらず攻守の要ですから大事に使いたいところです。

他のアーティファクトに目を移すと、アメジストのとげ抵抗の宝球、からみつく鉄線/Tangle Wire虚空の杯三なる宝球、各種マナアーティファクトと、これまたMUDの強力なレギュラー陣が脇を固めます。

アメジストのとげ抵抗の宝球からみつく鉄線虚空の杯三なる宝球

ヴィンテージ環境のカー・ショップスのサイドボード

世界のるつぼ

世界のるつぼ

コントロール相手や同型相手に不毛の大地や破壊されたこちらのマナベースを回復する際に活躍します。

四肢切断

四肢切断

クリーチャーデッキ相手に投入します。

墓掘りの檻

墓掘りの檻

毎回恒例のオース対策とドレッジを始めとする墓地活用系のデッキ対策です。

大祖始の遺産

大祖始の遺産

追加の墓地対策その1です。

トーモッドの墓所

トーモッドの墓所

追加の墓地対策その2です。今回は大祖始の遺産と共に枚数を散らして採用されています。

ワームとぐろエンジン

同型あるいはクリーチャーデッキ相手に活躍します。

ヴィンテージ環境のカー・ショップスの強み

基本的な強みは今までのMUDと同じなので一般的な強みに関しては過去の記事を参照して下さい。
ですので、この項目ではカー・ショップス特有の強みについて触れていきたいと思います。

序盤に対戦相手をアメジストのとげ、抵抗の宝球/Sphere of Resistance、からみつく鉄線/Tangle Wire不毛の大地等を駆使して動けない状態にする、ここまではMUDの基本的な戦略です。

その上でカー・ショップスは高速警備車による5点クロックを用いて短期決戦に望めることが強みとなります。

磁石のゴーレムが4枚使用できた頃に比べれば少し物足りませんが、高速警備車歩行バリスタトリスケリオンと思った以上に簡単に勝ててしまうケースも多いです。

また、MUDの天敵PWであるダク・フェイデンに関しても、ファイレクシアの破棄者で動きを封じることが出来ますし、他のクリーチャーはいざとなれば自爆することも出来ます。
この点は、以前よりもダク・フェイデンドルイドの誓いへの対応力が強まったといえます。

ヴィンテージ環境のカー・ショップスの弱み

基本的な弱みについては以前に触れたことがありますので、それに関しては過去の記事を参照して下さい。
今回のデッキについての弱みについて書いていきます。

まず、高速警備車は戦場にあるけど搭乗するクリーチャーがいないというパターンです。
この原因は搭乗するであろうクリーチャーのサイズがそれほど大きくないこと、またはアーティファクトが対処されやすいことが理由となります。
このシチュエーションになった時は、当然ですが高速警備車が非常に弱く感じました。
引きムラがあるのはどうしようもないですが、展開の仕方等プレイングに気を付けて、高速警備車を最大限活用できるようにしたいですね。

もう一点は、優秀な起動型能力を持つクリーチャーを多く採用しているため、無のロッド/Null Rod石のような静寂で被るデメリットが非常に大きいということです。
MUDに対して様々な対策カードがありますが、無のロッド/Null Rod石のような静寂を戦場に出されてしまうと、完全に強みが消されてしまいます。

石のような静寂

まとめ

今回はカー・ショップスについて取り上げてきました。いかかでしたでしょうか。

MUDの基本戦略はそのままに、そこに高速警備車歩行バリスタという新たな戦力を手に入れてより戦略の幅が広がりました。

MUDは好きだけどエルドラージの力は借りたくないという方や、5点クロックで対戦相手に何もさせない内に殴り勝ちたいという方にお勧めです。
ぜひ一度試してみて下さいね。

また、デッキを作る上で足りないカードがございましたら、はま屋.NETでぜひ探してみて下さいね。

それではまた次回、はま屋.NETのどこかでお会いしましょう。オサでした。

この記事を書いた人

小林(オサ)

北信地方の古参プレイヤー。本名で呼ばれることは少なく、長野勢からは”オサ”と呼ばれている。
大会よりFOILカードを集めることに執念を燃やしており、その圧倒的なFOIL資産と練習しない量は長野でもトップクラス。
ブログ「オサ日記

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