相殺

【ヴィンテージ】ヴィンテージ環境の青白奇跡について

第22回「ヴィンテージ環境の青白奇跡について」

前回(第21回)禁止改定後のHangerback-Shops

次回(第23回)2015年10月禁止改訂後のOmni-Oathについて

こんにちは。はま屋のヴィンテージの記事を担当しているオサです。

最近、ヴィンテージしてますか?

ヴィンテージの大会は全体的にみて増えたという印象はありますが、それでも他のフォーマットと比較するとまだまだ限られているのが現状だと思います。

この前の話なのですが、私は大会に出場する機会を気分的な問題でみすみす逃してしまいました。
今となってだいぶ後悔していますが、もはや後の祭り。
折角デッキがあるのですから、次の機会にはぜひ参加したいと思っています。

そんな私の身の上話はこれくらいにして、今回はその大会で私の友人が使用したデッキをご紹介したいと思います。
レガシー環境のメタゲームでは上位に存在するこのデッキ、果たしてヴィンテージではどういった構築がされているのでしょうか。
はま屋ヴィンテージの記事、第22回は青白奇跡について取り上げます。もし宜しければ最後までお付き合いください。

ヴィンテージ環境の青白奇跡とは?

レガシーを嗜んでらっしゃる方にとっては説明不要ですが、簡単にいえばアヴァシンの帰還のメカニズムの一つである「奇跡」を持つ終末天使への願い相殺師範の占い独楽を採用した青白コントロール、それが一般に青白奇跡と呼称されるデッキです。

奇跡

レガシーでも有力なデッキの一つである青白奇跡ですが、ヴィンテージ環境ではどのような構築になるのでしょうか。まずはサンプルのレシピを見てみましょう。

サンプルデッキ

青白奇跡
Main Deck(60 cards)
1 悟りの教示者/Enlightened Tutor/Enlightened Tutor [商品検索]
1 神秘の教示者/Mystical Tutor/Mystical Tutor [商品検索]
1 吸血の教示者/Vampiric Tutor/Vampiric Tutor [商品検索]
1 渦まく知識/Brainstorm [商品検索]
1 Ancestral Recall [商品検索]
3 精神的つまづき/Mental Misstep [商品検索]
2 Mana Drain [商品検索]
1 摩耗/損耗/Wear/Tear [商品検索]
1 謎めいた命令/Cryptic Command [商品検索]
4 Force of Will [商品検索]
1 思案/Ponder [商品検索]
1 Time Walk [商品検索]
1 修繕/Tinker [商品検索]
3 終末/Terminus [商品検索]
1 天使への願い/Entreat the Angels [商品検索]
1 Black Lotus [商品検索]
1 Mox Pearl [商品検索]
1 Mox Sapphire [商品検索]
1 Mox Jet [商品検索]
1 Mox Ruby [商品検索]
1 Sol Ring [商品検索]
3 師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top [商品検索]
1 通電式キー/Voltaic Key [商品検索]
1 Time Vault [商品検索]
3 相殺/Counterbalance [商品検索]
1 Moat [商品検索]
2 ダク・フェイデン/Dack Fayden [商品検索]
2 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor [商品検索]
1 平地/Plains [商品検索]
1 /Island [商品検索]
1 /Mountain [商品検索]
3 Tundra [商品検索]
1 Underground Sea [商品検索]
1 Volcanic Island [商品検索]
1 Karakas [商品検索]
1 トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy [商品検索]
1 Library of Alexandria [商品検索]
3 溢れかえる岸辺/Flooded Strand [商品検索]
1 汚染された三角州/Polluted Delta [商品検索]
3 沸騰する小湖/Scalding Tarn [商品検索]
Sideboad (15 cards)
2 封じ込める僧侶 [商品検索]
3 鋳塊かじり/Ingot Chewer [商品検索]
1 狽の嵐 [商品検索]
1 赤霊破/Red Elemental Blast [商品検索]
1 貪欲な罠/Ravenous Trap [商品検索]
1 摩耗/損耗/Wear/Tear [商品検索]
1 トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt [商品検索]
3 墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage[商品検索]
1 真髄の針/Pithing Needle [商品検索]
1 集団疾病/Illness in the Ranks [商品検索]

基本的な骨格はレガシーの青白奇跡の構築をそのまま用いていますが、ヴィンテージ特有の1枚採用のカードもヴィンテージ環境ならではのカードも散見されます。

色の構成も厳密には青白に赤と黒がタッチされた構築になっています。

デッキ解説

ヴィンテージ環境の青白奇跡のメインボード

相殺師範の占い独楽は各3枚ずつ採用し、精神的つまづきMana DrainForce of Willといったカウンターもしっかり枚数を取って、相殺独楽だけでなくカウンターで終盤まで試合を作れる構成になっています。

精神的つまづきMana DrainForce of Will

奇跡を持つカードはレガシー同様に終末天使への願いを採用しています。

終末天使への願い

逆にヴィンテージならではのカードに着目すると、パワー9は置いておくとして、Time Vault通電式キーの無限ターンのコンボを搭載しています。

Time Vault通電式キー

加えて、ダク・フェイデンが採用されている点も注目です。

ダク・フェイデン

現在のヴィンテージの青いデッキのほとんどに採用されているといっても過言ではないこのプレインズウォーカーですが、ヴィンテージ環境に合致した能力で非常に強力で使いやすいのでお勧めです。

サーチスペルには白と青と黒の教示者が採用されています。

悟りの教示者神秘の教示者吸血の教示者

相殺との兼ね合いでライブラリートップにカードを置くことに重点を置いており、そのため黒はタッチカラーということもあって採用は吸血の教示者/Vampiric Tutorのみで、黒の定番カードであるDemonic Tutorもヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Willも採用していません。

勝ち手段は主にTime Vault通電式キーによる無限ターン、天使への願い精神を刻む者、ジェイスです。

それ以外の勝ち手段としては、ダク・フェイデンの+能力は対戦相手にも使用できるので、いざという時は相手のデッキによりますがライブラリーアウトも勝ち手段の一つになります。

ヴィンテージ環境の青白奇跡のサイドボード

封じ込める僧侶

封じ込める僧侶

オースやドレッジ相手に入れます。

参考ヴィンテージ環境のドルイドの誓いデッキについて

参考ヴィンテージ環境のドレッジについて

鋳塊かじり

鋳塊かじり

アーティファクト対策です。主にShops相手に入れます。

参考第21回「禁止改定後のHangerback-Shops」

狼狽の嵐

狼狽の嵐

追加のカウンター、主にstorm相手に入れます。

参考ヴィンテージ環境のANTについて

赤霊破

赤霊破

青絡みのデッキ相手に入れます。

貪欲な罠

貪欲な罠

主にドレッジ相手に入れます。

摩耗/損耗

摩耗/損耗

Shops相手ややっかいなエンチャントを見かけた場合に入れます。

トーモッドの墓所

トーモッドの墓所

主にドレッジ相手に、ボンバーマン対策も兼ねます。

参考ヴィンテージ環境のボンバーマン デッキについて

墓掘りの檻

墓掘りの檻

主にオース、ドレッジ相手に入れます。

真髄の針

真髄の針

Bazaar of Baghdad求道者テゼレットグリセルブランドなど起動型能力を持つ危険なパーマネントがあった場合に入れましょう。

集団疾病

集団疾病

僧院の導師若き紅蓮術士、もしくは禁忌の果樹園のトークン対策にもなります。

ヴィンテージ環境の青白奇跡の強み

やはり相殺独楽、そして奇跡が何といっても最大の強みですね。

相殺独楽だけで何ターンも稼いでしまうことが出来るのはレガシーと変わりません。
加えて、ヴィンテージもクリーチャーデッキが多いですから、終末はもちろんMoatもかなり効果的な働きをしてくれます。

Moat

プレイングスキルが求められますが、どの様なデッキに対しても対応できる点もポジティブです。

ヴィンテージ環境の青白奇跡の弱み

まず、渦まく知識が4枚使えないことです。これに尽きます。

渦まく知識

手札に来てしまった奇跡系のスペルは非常に重く、終盤にならないとプレイできません。
レガシーならば4枚採用された渦まく知識で手札を整える、もしくは手札の奇跡をライブラリートップに積み込む、手札の不要牌をライブラリーに戻してフェッチランドを起動してシャッフルする、といったありふれたアクションが可能ですが、ヴィンテージでは1枚制限となるので同じように機能しません。

その代わりにレガシーで禁止されている神秘の教示者/Mystical Tutor、吸血の教示者/Vampiric Tutorでライブラリートップに積み込むことが可能ではありますが、上述した点においてはレガシーの青白奇跡と比較して明らかなパワーダウンになっています。

精神を刻む者、ジェイスの0能力を使えば渦まく知識と同様の効果がありますが、まずジェイスを戦場に出すことが大変な点はレガシーもヴィンテージも同様です。

盤面をコントロールして、勝ち手段のいずれかに到達するまでに時間がかかりますから、簡単な勝ち手段を増やすか、相手のデッキをよく知った上で盤面をコントロールするプレイングスキルが必要になるでしょう。

まとめ

今回はヴィンテージ環境の青白奇跡について取り上げてきましたが、いかがでしたでしょうか。
レガシー環境でも強力な相殺独楽ですが、そのパワーはヴィンテージ環境でも十分通用します。サンプルのレシピもまだまだ構成に改良の余地があると思います。自分なりの調整を加えて、ぜひ一度使ってみて下さいね。
デッキを作る中で足りないカードがありましたら、ぜひはま屋.NET及びはま屋の店舗で探してみて下さいね。
それではまた、はま屋.NETのどこかでお会いしましょう。オサでした。

この記事を書いた人

小林(オサ)

北信地方の古参プレイヤー。本名で呼ばれることは少なく、長野勢からは”オサ”と呼ばれている。
大会よりFOILカードを集めることに執念を燃やしており、その圧倒的なFOIL資産と練習しない量は長野でもトップクラス。
ブログ「オサ日記

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