僧院の導師

【ヴィンテージ】ヴィンテージ環境の僧院の導師コントロールについて

ヴィンテージ環境の僧院の導師コントロールについて

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前回(第8回)ヴィンテージ環境のターボテゼレットについて

どうもこんにちは。オサです。
私は一応スタンダードからヴィンテージまで一通りのフォーマットを嗜んでいるのですが、例えばヴィンテージの高額なカードを購入すると、最新のエキスパンションのカードを集める余裕がなくなってしまうことがよくあります。

スタンダードの最新メタゲームを追いかけたいし、ヴィンテージのカードも集めたい。しかし限られた資金の中では、その辺りのバランスを取ることが非常に難しいですね。
そんな中で、新しいエキスパンションの中からモダン、レガシー、ヴィンテージの各環境に影響を与えるカードが出てくること、これもよくありますよね。

最近ですと宝船の巡航時を越えた探索グルマグのアンコウ黄金牙、タシグルといったカードは下の環境にも影響を与え、その影響力の強さ故に禁止・制限になってしまうカードもありました。

個人的にパワー9を代表に昔のカードの方がカードパワーが強かった印象がありますが、このように最近のセットも十分カードパワーが高いことを証明していますね。
今回は、最近のセットである運命再編で収録されたクリーチャーが中心となったデッキについて、ご紹介したいと思います。
ヴィンテージの記事、第9回は僧院の導師コントロールについて取り上げます。

ヴィンテージ環境の僧院の導師コントロールとは?

果敢という能力は、クリーチャーでないスペルが強い下の環境になればなるほど強力になると一般的に言われています。
その果敢と、コスト無しでトークンを生み出す能力の両方を有したクリーチャー、それが僧院の導師です。
クリーチャーでないスペルとの相性は抜群といえますが、果たして僧院の導師をヴィンテージで使うとなると、一体どのような構成になるのでしょうか。
まずはデッキレシピのサンプルを見てみましょう。

サンプルデッキ

Main Deck(60 cards)
2 ダク・フェイデン [商品検索]
4 僧院の導師 [商品検索]
4 定業 [商品検索]
2 ギタクシア派の調査 [商品検索]
1 宝船の巡航 [商品検索]
1 思案 [商品検索]
1 Time Walk [商品検索]
4 Force of Will [商品検索]
4 精神的つまづき [商品検索]
2 狼狽の嵐 [商品検索]
2 紅蓮破/Pyroblast [商品検索]
1 誤った指図 [商品検索]
3 噴出 [商品検索]
3 時を越えた探索 [商品検索]
1 Ancestral Recall [商品検索]
1 渦まく知識 [商品検索]
1 神秘の教示者/Mystical Tutor [商品検索]
3 剣を鍬に [商品検索]
1 師範の占い独楽 [商品検索]
1 Mox Sapphire [商品検索]
1 Mox Ruby [商品検索]
1 Mox Pearl [商品検索]
1 Black Lotus [商品検索]
3 Tundra [商品検索]
3 Volcanic Island [商品検索]
1 [商品検索]
4 沸騰する小湖 [商品検索]
1 溢れかえる岸辺 [商品検索]
1 霧深い雨林 [商品検索]
1 汚染された三角州 [商品検索]
1 Library of Alexandria [商品検索]
Sideboad (15 cards)
1 紅蓮破/Pyroblast [商品検索]
1 剣を鍬に [商品検索]
3 墓掘りの檻 [商品検索]
2 摩耗/損耗 [商品検索]
4 鋳塊かじり [商品検索]
1 ハーキルの召還術 [商品検索]
1 粉みじん/Pulverize [商品検索]
1 [商品検索]
1 めった切り [商品検索]

今回のサンプルレシピはMOで開催されている「the Vintage Super League」でSteve Menendian氏が使用したデッキです。
フィニッシュ手段の僧院の導師のカラーである白と、果敢と相性の良いスペルが多い青は当然入っているとして、3色目は強力なサーチスペルが多数存在する黒ではなく赤が採用されています。
そして、やはり目につくのはドロー系スペルの多さでしょうか。メインボードの3分の1近くがドロースペルになっています。

ヴィンテージ環境の僧院の導師コントロールのメインボード

リストをご覧いただければ分かる通り、勝ち手段はほぼ僧院の導師であるといえるでしょう。
僧院の導師が出るまではカウンターと除去で耐えつつ、ありとあらゆるサーチ&ドロースペルで手札を充実させます。
頃合いを見て僧院の導師が戦場に出れば、後は序盤と同じようにカウンターと除去で僧院の導師と自分のライフを守っているうちに、あっという間にトークンが増えています。
最後の押し込みで数点足りなければ、紅蓮破/Pyroblastは赤霊破/Red Elemental Blastと違って空撃ち出来ますから、空撃ちしてそれを自分の精神的つまづきで消して…とすれば無駄牌と思われたカードで果敢&トークン生成が複数回誘発する点も見逃せません。
黒ではなく赤を採用した理由として、紅蓮破/Pyroblastダク・フェイデンの採用が挙げられます。
ダク・フェイデンの-2能力はメタゲームの一角であるMUD系のデッキに対して強力な上に、+2能力はとにかくスペルを手札に引き込みたいこのデッキにおいて特に重要ですので、採用も納得の1枚です。
紅蓮破/Pyroblastは言うまでもなく、青いデッキは絶対数が多いですからメインから採用されていても全く違和感がありません。
果敢誘発と相性の良い噴出はもちろん、時を越えた探索も3枚採用されています。
これだけドロースペルが充実していれば僧院の導師までアクセスすることは簡単ですし、私が慣れていないだけだと思いますが、実際に使ってみると思ったよりもトークンが出ますし、果敢します。
ですから、一度僧院の導師が戦場に出てしまうと攻防の両方で活躍しますからとても強力に感じました。

ヴィンテージ環境の僧院の導師コントロールのサイドボード

  • 紅蓮破/Pyroblast・・・追加の青対策。
  • 剣を鍬に…追加のクリーチャーデッキ対策。
  • 墓掘りの檻…オース、ドレッジ対策。墓地対策はこれしかないので少なめですね。個人的に墓地対策は7枚程度は欲しいですが、こういったイベントならではのサイドボード構成なのかもしれません。
  • 摩耗/損耗…アーティファクト、エンチャント対策。エンチャント破壊はこれくらいしかないですから、MUDはもちろん、オース相手にもサイドイン出来ます。
  • 鋳塊かじり…MUD系対策。不毛の大地が積まれていて赤マナが安定して出ないので必ず山も一緒に入れましょう。
  • ハーキルの召還術…アーティファクト対策ですが、いざとなれば僧院の導師がいる状態で自分に打つとトークン&果敢も複数回狙えます。
  • 粉みじん/Pulverize…追加のアーティファクト対策です。主に代用コストで打つことになります。
  • めった切り…同型メタか、あるいは若き紅蓮術士ファイレクシアの破棄者といった優秀なクリーチャーや1/1トークンを除去出来るのは強力ですね。他のカードでも良いかもしれません。

ヴィンテージ環境の僧院の導師コントロールの強み

勝ち手段が僧院の導師のみですから、プランが非常に立てやすいことが強みといえるでしょう。
勝ち手段が色々ハイブリッドされていることは決して悪いことではありませんが、中々プランが立てにくかったり、裏目になってしまうことがあって難しいものです。
ですが、今回の場合、とにかく僧院の導師出るまでコントロールに専念できるので非常にプレイしやすかったです。
その上、仮に僧院の導師が除去されてしまっても、出てくるトークンはただの1/1ではなく果敢持ちですから、トークンですらエンドクリーチャーになります。
その辺りのことが分かってくると、トークンが出る度に戦場にフィニッシャーが増える心強さを感じます。
また、相手にしてみると分かるのですが、果敢は非常にやっかいでダメージ量が推測しにくいことも強みですね。
軽いインスタントも多いですから、突如としてクロックが致死ダメージまで膨れ上がることもありました。

ヴィンテージ環境の僧院の導師コントロールの弱み

僧院の導師が3マナと微妙に重いので、仕掛けるタイミングを間違えると大失敗します。
ですが、これはクロックパーミッションやコントロールでよくあるプレイミスと同じですから練習で十分補えます。
弱みというより、ある程度使い慣れないとプレイングが難しいデッキといった方が良いかもしれません。
また、使っていて気付いたのですが、往々にして消耗戦になると僧院の導師を強く使うためのスペルが枯渇し、ただの2/2になってしまうことがあります。
こうなってしまうと純粋にサイズで上回ってくるクリーチャーが多く採用されたデッキ相手には厳しい戦いを強いられました。
単体では結局のところ灰色熊と同じですから、そこは弱みといえるでしょう。
そして、強みの部分でプレイしやすかったと書きましたが、正直なところ僧院の導師以外の勝ち手段が欲しいと思ったこともまた事実です。
その辺のサポートも含めて、例えば石鍛冶の神秘家と装備品のパックや瞬唱の魔道士を採用してみても面白いかもしれません。

まとめ

今回はヴィンテージ環境の僧院の導師コントロールについてお届けしてきました。いかがでしたでしょうか。
最近のセットである運命再編で収録された僧院の導師をフィニッシャーにした、果敢とトークン生成の誘発で相手のプランを瓦解させることが出来る強力なコントロールデッキです。
アーティファクトはメタられ過ぎて嫌だけど、コントロール使いたいという方にピッタリのデッキです。ぜひ一度組んで試してみて下さい。
そして、デッキを組む上で足りないカードはカードショップはま屋でぜひ探してみて下さいね!
それではまた次回、はま屋.NETのどこかでお会いしましょう。オサでした。

この記事を書いた人

小林(オサ)

北信地方の古参プレイヤー。本名で呼ばれることは少なく、長野勢からは”オサ”と呼ばれている。
大会よりFOILカードを集めることに執念を燃やしており、その圧倒的なFOIL資産と練習しない量は長野でもトップクラス。
ブログ「オサ日記

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